NTTコミュニケーションズ、国内データセンターで月額945円のクラウド「Cloudn」を開始。Cloud FoundryでのPaaS対応も表明

2012年6月27日

NTTコミュニケーションズは、オープンソースのクラウド基盤「CloudStack」を採用したパブリッククラウドの「Cloudn」(クラウド・エヌ)を、国内データセンターでも提供を開始すると発表しました

ニュース 2012年6月27日:「Bizホスティング Cloudn」の日本データセンターによるサービス提供開始およびオプションサービスの拡充について | NTT Com 企業情報

Cloudnは従量課金制のIaaS型クラウドで、個人でも利用可能。CentOS、Ubuntu、Windows Server 2008などのOSが選択でき、データ転送量は無料、ファイアウォール、ロードバランサーの利用も無料。月額料金には上限が設けられており、最小構成では月額上限が945円と手頃な価格になっています。

Cloudnは、今年の3月30日に米国データセンターでサービスを開始。今回の国内データセンターの開始に伴い、料金や提供サービスなどはそのままで、利用者は米国もしくは日本のデータセンターのどちらを利用するか、管理画面から選択可能になります。

特にデータセンター間での転送料金がかからないため、国内データセンターをメインで利用しつつ、米国データセンターへデータ転送をしてバックアップをとる、といった使い方などが考えられます。

国内データセンターでのCloudn提供開始に合わせて、同社は国内のシステム開発ベンダーなど14社とのパートナーシップも発表。クラウドを活用したシステムインテグレーションやソリューションの提供などの協業を行っていくことを表明しています。自社内に大手企業や政府公共団体などに強い営業部隊を抱えるNTTコミュニケーションズが国内データセンターのクラウドを積極展開することで、大手企業などでのクラウド採用に前向きな影響を与えていくのではないでしょうか。

Cloud Foundry採用のPaaSも表明

NTTコミュニケーションズは、CloudnのオプションサービスとしてCDN(コンテンツデリバリネットワーク)の提供も発表しました。設定画面から即座に申し込みと設定ができ、キャッシュサーバ利用料は200GBまで月額1575円。

さらに今後提供予定の機能として、オブジェクトストレージ、APIで操作できるDNS、仮想ネットワーク、AWSのアベイラビリティゾーンに相当し、データセンターとして物理的に分離された領域のファシリティリダンダンシーゾーン、リレーショナルデータベースのサービスやキーバリュー型ストアのサービス、メッセージキュー、PaaSなどの機能を予定していることもあわせて発表しました。

特にPaaSではオープンソースのCloud Foundryの採用を発表。IaaS基盤としてCloudStackを、PaaS基盤としてCloud Foundryを採用と、同社のクラウドの主要な部分でオープンソースが採用されることになります。

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タグ : Cloud Foundry , CloudStack , NTTコミュニケーションズ , オープンソース , クラウド



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