IBMもFusion-io対抗のフラッシュストレージへ本格参入。フラッシュストレージベンダのTexas Memory Systems買収

2012年8月22日

IBMはフラッシュストレージベンダのTexas Memory Systems買収を発表しました。Texas Memory Systemsの製品には、ラックマウント型フラッシュストレージや、PCIe直結のサーバ内蔵型のフラッシュストレージなどがあります。

RamSan-820は1Uサイズのシャーシに最大24テラバイトのフラッシュストレージを搭載可能で、45万IOPS、4GB/秒のスループット。8GbitファイバーチャネルやQDR InfiniBandで接続可能。

fig

RamSan-70は、サーバのPCIeスロットに接続するサーバ内蔵型ストレージ。最大900GBのSLCフラッシュで120万IOPS、2.5GB/秒のスループット。

fig

Fusion-ioが開いた市場へ、EMC、IBMが参入へ

PCIe接続のサーバ内蔵型フラッシュストレージはFusion-ioがほぼ単独で切り拓いてきた市場で、圧倒的な高性能と低消費電力低発熱などの点が評価されてきました。

そこへストレージ最大手のEMCが今年に入って競合する製品を「VFCache」として発表。IBMも6月に発表したスマーターストレージ戦略の中で、サーバ内蔵型フラッシュストレージについて開発意向表明していました。

今回の買収は、この開発意向表明の実現に向けた動きではないかと見られます。

EMC、IBMが本格参入し製品提供が始まることで、エンタープライズ分野でのPCIe直結型サーバ内蔵ストレージの利用は本格化していくことになりそうです。

(追記:当初「新興フラッシュストレージベンダ」と書いていましたが、新興とはいえなかったため表現を変えました。ご指摘ありがとうございました)

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

カテゴリ サーバ / ストレージ / ネットワーク
タグ  IBM , SSD , ストレージ


次の記事
仮想化ソフトの優劣をめぐってVMwareとマイクロソフトが国内で宣伝合戦

前の記事
「DevOps」は技術ではなくムーブメント。開発と運用の信頼関係が不可欠


カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig