来週発売のWindows 7を企業が導入する際の5つのアドバイス。ガートナーから

2009年10月16日

Gartner Highlights Five Issues Enterprises Should Examine With Upcoming Launch of Windows 7

米調査会社のガートナーが昨日公開したリリース「Gartner Highlights Five Issues Enterprises Should Examine With Upcoming Launch of Windows 7」では、Windows 7への移行を検討している企業に5つのアドバイスをしています。

以下にそのアドバイスを簡単にまとめてみましょう。

1)2012年末までにXPの利用を終了したほうがよい
Windows XPのセキュリティパッチは2014年まで提供される予定ですが、過去の経験からするとそれよりも早く、アプリケーションの対応が終了していくそうです。導入しようとしたアプリケーションがもはやWindows XPに対応していない、という事態を避けるためには、2012年末までにはWindows 7への移行をしたほうがよいとのこと。

2)移行プロジェクトはいますぐ立ち上げよう
一般的な企業にとって、実際に移行が完了するまでにテストや計画を立てたりする移行プロジェクトを含めて1年から1年半かかるもの。早めに取りかかる方がよいとのこと。

3)Windows 7 SP1を待つ必要はない
Windows 7への移行テストをするなら、Windows 7 SP1を待ってテストをするといったことは必要ないそうです。

4)Windows 7をスキップするべきでない
Windows 7は、Windows Vistaの改良版であり、改良版はスキップしないほうがよいとのこと。過去にWindows 2000(Windows NTの改良版)をスキップしてWindows XPまでアップグレードを待った企業は、Windows NTからWindows XPへの大きなギャップを克服しなければならなかったことがあるそうです。

5)移行のための予算編成は慎重に
ガートナーの試算では、Windows XPからWindows 7へのマイグレーションコストは社員1人あたり1035ドルから1930ドル(約10万3500円から19万3000円)、Windows VistaからWindows 7へは339ドルから510ドル(約3万3900円から5万1000円)かかるそうです。しかし、どのような方法でマイグレーションするかによってコストは大きく変化する場合があるため予算は慎重に検討すべきとしています。

Windows 7は、タイミング的にも内容的にも、マイグレーションする価値のあるOSであり、マイグレーションにはすぐに取りかかった方がよい、というのがガートナーのアドバイスのようです。

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タグ : Microsoft , Windows



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