[速報]AmazonクラウドがMySQLサービス開始、パッチもバックアップもおまかせ

2009年10月27日

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)

Amazon Web Servicesがクラウド上でMySQLをホスティングする「Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)」のβ公開を開始しました。

インストール不要でMySQLの利用を開始でき、パッチ当てやバックアップなどもAmazonクラウド側で実行してくれるため、MySQLの導入や運用の手間を大幅に削減可能です。

MySQLのインスタンスは規模に応じて5種類が用意されています。

ストレージ容量として5GBから1TBまでが用意されており、1GB確保するごとに1カ月0.1ドル、100万I/Oごとに0.1ドルの費用がかかります。

Amazon Web Servicesは、このAmazon RDSの特徴を以下のように表しています。

また、今後は複数のゾーン上のMySQLでレプリケーションを行うハイアベイラビリティ構成や、あらかじめインスタンスを予約しておくサービスなども導入予定であることが明らかにされています。

PaaSベンダとして台頭してくるAmazon

Amazon Web Servicesは、Hadoopを用いたMapReduce処理を実現する「Amazon Elastic MapReduce」を4月に発表するなど、サーバとストレージを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)から、ミドルウェアを提供するPaaS(Platform as a Service)へと守備範囲を広げており、今回のAmazon RDSの投入で、Windows AzureやGoogle App EngineなどのPaaSとの競合関係が強まるといえます。

特にリレーショナルデータベースの提供はPaaSの展開として非常にインパクトがあることで、既存のPaaSベンダはもちろん、これとAmazonクラウド内にプライベートクラウドを設定できるサービス「Amazon Virtual Private Cloud」を組み合わせることで、オンプレミスのデータベースベンダに与える影響も大きいと予想されます。

AmazonがさらにPaaSとしての立場を強化するべく、今後新たなミドルウェアのサービスを投入してくる可能性は非常に高いでしょう。

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タグ : Amazon , クラウド , リレーショナルデータベース



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