ネット系の人に贈る「これを読めば君も3年後には常務執行役員になれる!」おすすめ書籍一式

2009年4月7日

ちょうど1年前に僕は@ITの発行人を退任して独立することになるのですが、会社を辞める前に、社内向けブログにおすすめ書籍のエントリを書いたことがありました。

このおすすめ書籍はもともと、会社(アイティメディア)の3周年記念パーティがあったときにゲームの賞品として「役員が自腹で1万円分のプレゼントを買ってくる」ということになって、そのときに僕がプレゼントとして選んだものです。タイトルがちょっとあおり気味なのはそのせいです:-)。

なので、もともとオンラインメディア関係の仕事をしている人を想定したものなのですが、オープンなブログもはじめたことだし、4月になってフレッシュな気持ちでいるビジネスマンの人にも参考になるかもしれないと思うので、ここでも紹介しようと思います。「ああ新野はこんな本が気に入っているのか」と思いながら見ていただければ。

文中に、「来年度からは常務執行役員のイスがひとつ空く」と書いているのは、僕が会社を辞めるからその席が空く、という意味です。それから「当社」というのは当時僕が在籍していたアイティメディア株式会社のことです。

新野淳一セレクション
「これを読めば君も3年後には常務執行役員になれる!」ビジネス書籍一式。

来年度からは常務執行役員のイスがひとつ空くわけで、この本を読んでそこに滑り込むのは君だ!がんがれ。

■イノベーションのジレンマ
ハイテク産業はつねに技術革新が起きており、当社もその環境の中でビジネスをしている。こうした環境の中でビジネスを成功させて生き残るためのルールを知る本。当社が成功しているのは、紙の雑誌や書籍に対する「破壊的イノベーション」として登場したためだ。しかしこの本を読んで、数年後には当社が「破壊的イノベーション」に追われることを想像してみよう。

■エスキモーが氷を買うとき
当社の中心的ビジネスは顧客にマーケティングの場を提供することだ。では、そのマーケティングを行う人々はどのようなロジックで行動し、ビジネス上の判断をし、マーケティングを実現しているのか。この本で顧客のビジネスを理解し、それを助けられるビジネスとはどういうものかを理解したい。

■巨象も踊る
IBM、マイクロソフト、ヒューレットパッカードなど、当社の主要な顧客企業であるグローバルなハイテク企業は、どんな風に経営されているのだろうか。IBMの CEOとして同社をどん底からエクセレントカンパニーへと変貌させたルイス・ガースナーが書いた本。いろいろ書いてあるけれど、グローバルな企業のマネジメントにおいても、いちばん大事なのは仕事に対する情熱なのだ。

■サラリーマンサバイバル
僕がフリーランス時代に買って読んで大いに励まされた本。たとえ組織から独立したフリーランスであっても、組織の中にいるサラリーマンであっても、ビジネスマンとして成功する方法にはもうそれほど大きな違いはない時代になったと確信する。個人の能力をいかに高めて、組織と渡り合っていくか、筆者なりのノウハウと反骨心が学べる。

■戦争広告代理店
単純に読み物として非常に面白い。と同時に、われわれがビジネスとして関わっている広告・マーケティングという手法は、使い方によって政治を動かすほどのパワーがあるのだということを教えてくれる。広告ビジネスの裏側をのぞける。

■もう一冊イノベーションのジレンマ
あなたが「この本の感想を言い合いたい!」という心のライバルにあげてください。

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タグ : 働き方 , 書評



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